『ゲッターロボ』
「貴様は!」
竜馬が怒鳴った。それまで、ただの研究員の一人であったその者が、グググというような唸り声を上げながら、変貌を遂げて行く。
くるりとこっちを振り返る。白衣を着て、ズボンを穿いた、しかし顔は緑でウロコのある生き物の姿がそこにあった。
「トカゲ野郎だったのか!その資料を返せ!」
「断る。グググ。これは、基地に持って返って、さっそく研究させてもらう。ググ。新型ゲッターの資料だ。ゴール様も、さぞかし、お喜びだろう…グググ」
最後に目を細めたのは笑ったのだろうか。背を向けると廊下を走り出した。後ろから撃とうとしても、銃も何も持っていない。竜馬は歯を食い縛ると後を追いかける。思い切り走ってから跳び蹴り、と思ったが相手は思いのほか足が早く、攻撃方法を躊躇しているうちに廊下の突き当りをすでに回ってしまった。
竜馬が階段の上まできた時には、相手はひととびで踊り場に舞い降り、同じ呼吸で下の階まで下りていくところだった。同じ動作で追いかける。そのまま、階段正面の玄関のドアを突き破るようにして外へ出ていった相手を追い、自分も外に走り出た。
この研究所は湖畔に建っていた。すぐ目の前に広がる湖に向かって、敵はぐんぐん走っていく。もう水がそこまで来ている。どうする気だ、と思った時、敵は白衣とズボンを脱ぎ捨てた。と、肩のところにあるひらひらしたものが立ち上がった。エリザベスカラーと呼ばれるものに、似ている。というよりも。
「エリマキトカゲか?」
日本人にはちょっぴり懐かしいその姿を思い出し、竜馬が呟いた時、相手はまさしくその生き物の得意技を披露し始めた。
水面にざばざばと入っていった、筈なのだが、体が沈まない。昔聞いたギャグで、「右足が沈む前に左足を前に出し、左足が沈む前に右足を前に出せば、沈まないで水の上を進める」というのがあったが、非常識な相手はまさしくそれを実践している。
両手を足の間に挟み(しっかり、盗んだ資料を持っている)エリを立て、ややガニマタですたーんすたーんと水面を走り去っていく。
「ち、畜生」
竜馬の驚きと憤りが伝わったのか、相手は振り返ると、口をあけた。笑ったのだろう。
それを見て、竜馬の頭の中でぶちんと音がした。
「野郎、逃がすか」
あたりを見回す。竜馬の目が、『ボート乗り場、あちら』と書かれた立札に留まった。
駆け寄る。地面にしっかり埋まっている立札をものすごい力で引き抜くと、看板の部分を棒の部分からべきべきとひっぺがした。金属で出来ている筈だが、まるで厚紙のようだ。
振り返ると敵の背中は大分小さくなっている。ひょこひょこと左右に出る足の動きがユーモラスだが、笑ってやる気は無い。竜馬は思いきり身を沈めると、看板の部分を後ろに振り被り、地面すれすれに、ほとんど平行な角度で、渾身の力で投げた。
看板の部分は回転しながら、水面の数センチ上をすさまじい勢いでふっとんでいく。ゆるやかに高度が下がってきた。
「行けぁ!」
竜馬の絶叫に応えようとしたのか、着水したと思った瞬間、それは水面で弾かれて再びはね跳び、上昇し、もう一度水面で跳ねた。
敵は、もう追いつけまい、今からボートを漕いだところでとてもとても…と思いながら、ふと、何かが迫っているような気がした。しかし、このスピードに何が迫っているというのか?
最後に、もう一度振り返った時、ちょうど看板はエリマキトカゲ男に激突した。
ぎゃー、というような声が遠くに聞こえた。敵の男は看板になぎ倒された後、ひっくり返って、どうやらぷかぷか水面に浮いているらしい。竜馬はひたいに手をかざして、その様子を見ていた。
ふふん、と鼻で笑ってから、
「見たか。昔から、水切りは得意だったんだ」
威張った。
『ジャイアントロボ』
場所はどこなのかわからない。大掛かりな研究施設の中の、一室だった。
巨大な水槽の上に、男が後ろ手に縛られて吊るされている。
黒いスーツ、黒い髪と黒い顎鬚。片眼鏡をしている。
自分の体重が、後ろにまわった手首と腰に食い込むのが、ちょっとばかり苦痛なのか、片頬が歪んでいる。苦痛というより、不愉快そうだ。
見ると、顔は打撲で青アザが出来、口の端には血の痕があった。
足元の水槽の中は、とろんとした黄色味がかった液体で満たされている。その前に立った、白衣の男が、隣りの戦闘服を着込んだ男に、
「こいつが、どこから潜入してきたか、わかったか」
「いえ。拷問しましたが口を割りませんでした」
「まさか、国際警察機構じゃないだろうな」
その言葉に、男の片眉がひく、と上がったが、足元の二人は気づかなかった。
「何にしても、どこかの組織のスパイだな。同志を三人も殺しおった。くそ」
白衣の男がツバを吐いた。
「捕獲した時、武器は持っていなかったな、こいつは」
「持っていません。死んだ同志の体も、なんというか…武器で破壊されたとも思えない形で」
「手から何か出すのか。超能力か?」
「はっきりとはいえませんが、その類の能力者だと思われます」
「まあいい、ああやって手の自由を奪って吊るしておけば何も出来ない。おい、貴様」
吊るされた男は返事をしない。
「どこから来た。目的は何だ。…と、聞くのも馬鹿か。どうせ閣下を狙って潜入して来たのだろう」
白衣の男が口をゆがめた。
「言わないというのなら、お前をその水槽に落とす。骨まで溶けるぞ。言え」
しかしそれでも、男は何も言わず、つまらなそうに相手を見下ろしている。
と、その時、部屋の中に鋭い通信音が響き渡り、
『博士、閣下がいよいよお孵りになられます』
「よし」
返事をする。
「…今は、閣下にとっても大事な時期だ。お前の相手をしている暇はない」
白衣の男が戦闘服の男に、顎をしゃくって、
「落とせ。私は閣下のお部屋に行く」
「わかりました」
それきり、背を向けて、やや急ぎながら部屋を出て行く。男が始めて顔を上げて、その動きを目で追った。
戦闘服は銃を抜くと、男を吊るしているロープに狙いをつけ、
「いつまでも喋らないからだ。自業自得だな」
引鉄を引いた。弾は見事に、ロープを撃ち抜いた。男の体が落下する。
そのまま、濃硫酸か濃塩酸の類のプールに男は着水し、生きながら苦悶のうちに溶けて行く筈だった。しかし、
男は、液体の中に入らなかった。
まるでそこが普通の地面の上であるように、着地している。ちょっと膝を着きそうになって、おっと、と口の形で言ってから、立ち上がる。
「なに?」
目がおかしくなったのかと思う。液体なのだ。上に立てる訳がない。当たり前だ。
「な、何故」
男はふんと鼻で笑った。
「衝撃波は、手でしか出せないというものではないわ。…ひとを、国際警察機構なんぞの犬と混同しおって。不愉快だ」
見ると。
男の靴の下が、水面から僅かに離れている。そして、靴の下の水面が、震えながら波紋を広げている。
「出力の程度を調節すれば、水面に立つこととて自在だ…どれ、奴の後をつければ閣下とやらの場所に連れていってくれるのだな?」
「くそっ」
絶叫し、銃を向けて撃とうとする。しかしその時には、男は後ろで縛られていた枷をいとも簡単にはずすと、その手を男に向けた。
力の奔流が男を捕らえ、部屋の端まで弾き飛ばした。
施設内の最深部の一室には、巨大な水槽があった。中に、巨大なタマゴのようなものがあって、気泡を吹きながら、ゆっくり回転している。
ぐるん、と回った。気泡が激しくなる。
「博士、閣下が」
「よし」
白衣の男が緊張した様子で、水槽に伸びたチューブのコントロール装置の方へ走っていった。
指が忙しく動き回る。
「いよいよお目覚めになられるぞ」
「気の毒だが」
黒衣の男が、口の端の血を指で拭いながら、部屋に入って来た。
「お目覚めになられるのは、我らがビッグファイア様お一人で充分だ」
怒号の上がる中、黒衣の男は手を水槽に向けた。
『ジョジョの奇妙な冒険』
ごつごつした岩場を通り過ぎる。地元住民も寄り付かないような入り組んだ入江の中に、昔まだ幼い子供だった自分がやってきたのは、どうしてだったのか。
ひょっとしたら呼ばれたのかも知れないと思う。その声が聞こえる者は限られる、という声はいくつかある。犬笛の音。コウモリの飛行ナビゲーションの音。遠くにいる我が子の悲鳴。そして、スタンドの発現する音も。
自分は結局、あの出逢いの時まで、他のスタンド使いというものに遭遇しなかった。だから、考えてもみなかったが、スタンド使いにだけ聞こえる声に導かれたのかも知れない。
「しかし、とすると本体は、誰なのだろう」
口に出していう。岩を抉って出来た洞窟のような空間の中で、声はわーんと響いた。
それにしても、寂しい場所だ。ここを、「場所」として認識している存在は、おそらく自分一人なのではないかと思う。
「案外、互いの孤独が引力となって引き合っただけかも知れないな」
どこかの詩人のようなことを再び口に出して言う。こどく、という言葉だけがやけに余韻をのこして消えた気がした。
洞窟ではない。どちらかというと通路だろう。左右の彼方は外界と繋がっていて、白く輝いている。そのせいでこの空間は実際以上に、暗く感じられる。
一つ大きな潮溜りがある、その縁に立って、見下ろした。
「久し振りですね」
声をかける。
少し、間があってから、水面に波紋が生まれた。
おまえか
返事があった。
彼以外、誰も居ない。
彼は微笑む。
「間があいてしまって、すみません。いろいろ、あったもので」
謝ることではない
声には、感情はなかった。切符の自動販売機や、銀行のCDのような、『失礼な口をきく気はない』という最低限の愛想すら無い。そして、無理に感情を殺しているのでも、わざとそっけなく話しているのでもない。
僕が話している相手が、もし本当に「入り江」であるとか、「潮溜り」であるというのなら、人間的な感情など持ちはしないだろうから、当然かも知れないけれど。
彼はそう思いながら、ズボンの裾をたくし上げると、初めてここに来た時からずっと同じように、縁に座り、足を水に浸けた。
…いろいろ、あったようだな
先刻、彼が使った言葉をただ繰り返しているようだが、何かを、水に浸かっている彼の足から読み取ったようだ。
「わかりますか」
わかる。いつ、おまえが来た時も、ここのミズを全て凍らせてしまうほどの孤独が、おまえから流れ出してきたものだが、それが無くなっている
その言葉を、彼は胸がつまる思いで聞いた。
なにか、見つけたのだな
「はい」
はっきりと答える。
うん。これか
声が終わった時、水面がゆらりとゆれ、ゆらゆらゆらと揺れてから、ざあっと持ち上がった。
驚いて見上げる彼の前に、水は人の形をとって、聳え立った。
水はまた姿を変える。それらを見つめる彼の頬に、うっすらと朱の色がのぼった。
そうか、おまえと同じ生き物を見つけたのか
「生き物…」
そんなすごい分け方をされると、と言おうとしたが、考えてみると今まで、自分で自分を「普通の人間」から閉め出していた。相手が、僕を人間でないと判断しても、仕方がなかった。
よかったな
そう言ってくれる相手に、ありがとうと頭を下げる。
「ずっと前から、いつも、あなたは僕の話を聞いてくれた。僕の力を知り、ただそういうものとして受け入れてくれた。感謝しています」
目の前に立ち上がった、彼の大切な仲間のひとりを形作った水のフィギュアが、無表情に彼を見ている。
その目を見つめて、
「僕と同じような力を持った人間たちと出会って、旅をしてきたのです。僕の力は、わけのわからない得体の知れないものではなかった。
スタンド、というのです。
今まで一度も尋ねませんでしたが、あなたは」
目を一度伏せ、また上げる。
「誰ですか?この入江ですか?水ですか?それとも、ここに棲む別の何かですか?
あなたも、僕と同じ、スタンド使いなのではないですか?」
尋ねながら、答えてはもらえないだろうとどこかで思っている。
そして、案の定、
おまえの問いには答えられない
ごく自然な拒絶がかえってきた。
僕が知ることではないのだろう。この世には、そういうことが沢山ある。知らない人間には、ないのとおなじ事。聞こえない音は、しないのと同じだ。
僕の力にはようやく、意味と方向が出来た。そのことを。
意味と方向のわからない闇の中でさ迷っている間、僕を助けてくれたこの、相手に、告げに来たというだけのことなのだ。
彼は縁に立ち上がった。
「じゃ、行きます。また来ますから」
もう来なくていい
声は、怒るでなく、拗ねるでなく、ごく普通の調子で、
おまえはもうここに来る必要がないだろう
そして、最後に水面に立ち上がっていた、彼の新しい友人の姿が、ばしゃ!としぶきを上げて崩れ落ち、それっきり、声は二度と聞こえなくなった。
『ルパン三世』
上でヘリの音がする。ルパンが凍った湖のほとりに辿り着いて見上げると、遥か上空で、ヘリは不安定にフラフラしている。と、口をあけている扉から、それまでもみあっていたらしい男が突き落とされた。
男の帽子が、男よりゆっくり落ちてくる。下は凍った湖だ。墜落すれば死ぬ。
ルパンのすぐ後をついてきた十歳くらいの娘が、その光景に悲鳴を上げた。と、
目にも留まらなかった。伸ばした手が、二股に分かれている木の枝をぼきりと折った。娘が悲鳴を上げながら、馬の尻尾みたいに結っていた自分の髪が、ふわりと肩に落ちたことを感じた。
えっと振り返った。こちらを見ないで、
「借りるよ」
実に一秒もかからない。即席のスリングショットで、ルパンは何かを、丁度男が落下するとおぼしき地点に飛ばした。
爆発でもして、穴をあけるのか?しかし、そう簡単に穴など開けられるだろうか?
娘がそう思った時、その何かは氷の上に落ち、次の瞬間、ものすごい水蒸気が上がって、何も見えなくなった。
「…なに?」
娘が声を上げた時、水面に着水した音が水蒸気の向こうであがった。
「セーフ、と」
隣りの男が笑ってから、目を上に向けた。ヘリは暫く、どうしたものかと迷っているようだったが、どうやらルパンと娘を始末することにしたらしい。機首を巡らせ、こちらに向かってきた。
娘は怯えた顔でルパンを見上げた。
まるで、何も気にしていないように、落ち着き払っている男は、軽く笑いさえして、
「どれどれ。ん、あった」
さっき飛ばしたのと同じものをポケットからつまみあげる。黒い小さなタネのようだが、すぐ傍で見ると、小さいが人工的なもののようだ。
「ルパン!」
叫び声の方を娘は見た。さっき湖に落ちた男が、開いた穴から這い上がってきたところだった。
「心臓麻痺起こすなよー」
ルパンはそんな返事を投げてから、くいと力を入れて黒い部品を潰すように押した。
敵が撃ってくる。しかし当たらないという確信でもあるように、一歩前に出ると、ヘリに向かって狙いをつけ、ぎゅーっとゴムをひきしぼる。あれは私の髪を結っていたゴムだ、と娘がなぜかやけにはっきり思った時、ルパンの手がそれを放った。
黒い、小さな部品は、青い青い空を突っ切って飛び、ヘリの羽に当たった。
小石やただのタネなら弾かれて終わりなのだが、
「あっ」
娘が声を上げた。と、ルパンが娘を横抱きにすると、走り出した。
ひっかかえられ連れてゆかれながら、娘の目には、一瞬で羽が熔け落ち、落下に転じたヘリコプターの姿がちらと映った。
「ぶぇっくしょ!あわわわわ、ぶるるるる」
「うるせえぞ、次元」
「バカ野郎。凍った湖に落っことされたんだ。大人しくしてられるかよ。ぶぁっくしょ!」
「あの、これ…」
見かねた娘が、自分が着ている子供用のオーバーコートを脱いで渡そうとする。
「ああいいんだよそんなコト気にしなくって。いくらでも震わせときなって」
「なんだと」
ルパンにかみついてから、娘に向かって、
「あー大丈夫だ。それより、こいつをあんたに渡しとく」
ぐしょぬれの黒いスーツのポケットから、チェーンのついた銀色のものを取り出し、娘の手に乗せた。
「これは」
ロケットだった。あけると、中には気の弱そうな眼鏡の男と、赤ん坊が映っている。
マリアという名が入っている。娘の名だった。
「誰?まさか、私?それじゃ、こっちの男の人は」
「君のお父さんだ」
ごく、さりげなく、普通の口調で、ルパンが話し出した。
「君のお父さんは、さっきのヘリの連中の組織に居た」
娘の目が大きくなった。
「ウソ」
「嘘じゃない。まだ赤ん坊の君を孤児院に預け、君の名前だけを告げて立ち去った。奴らの手先になって、人を殺す道具を作らされていたからだ」
「ウソよ」
「嘘じゃない」
冷たくはない。ことさら厳しく言い渡す口調ではない、平板で、穏やかとすら言える口調だ。しかし、娘の望む姿へ、事実を変えて見せる気はこれっぽっちもないこともわかる。
「さっきのアレも、君のお父さんがつくったものだ。スイッチを作動させて投げる。次に、ある程度以上の硬度のものと接触した後の数秒間、半径5mを溶鉱炉並みの温度にする。…
さすがって言うべきかな。きっちり作動してくれたお陰で、助かった」
娘は蒼白の顔でうつむいた。肩先で、栗色の髪が揺れている。
その顔を見てから、
「君のお父さんは君の事を案じながらも、怖くて組織を抜けられなかった。人を殺すことなんかイヤだと思いながら、ずっとね。
でも、組織の今度の首相暗殺計画が、君のいる孤児院を訪問するセレモニーの時を狙うと知って、それを阻止した。命を捨てて」
娘の目がルパンを見た。
特に、いたわるでなく、励ますでない顔をしている。それでも妙に、
「俺は泥僕で嘘つきだけどね。誰かの死に際の思いを裏切るってえマネは、寝覚めが悪いからさ。
お父さんを許すも許さないも、君の勝手だけどね、マリア、それだけは信じてやってくれるかな」
見ていると、勇気の湧いてくる、顔だった。
蒼月流夜さまがくださったお題「水面」でございました。
一言コメント。
ゲッターロボ。竜馬って水切りが似合う。三人のうちで一番似合うと思う。
ジャイアントロボ。またもやこの人。衝撃波がそういうものであるかは知りません。でも彼ならハート型の頭やシリでも出せそうかなって。
ジョジョ。例によって例の如く孤独な少年シリーズ。桜だの入江だの、ちょっと恥ずかしいね。すまん。
ルパン。髪のゴムはそんなに強靭じゃないよね。お題からも遠いし。でも私のルパンのイメージは出せたかと。
なるべく印象が重ならないように努力したんですが。お粗末さまでした。
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